だんだんメルマガの発行が楽しくなってきました。
また、創刊号、第2号と配信してから読者さんからの反応もたくさんあり、驚きました。


それまでの私は誠意を持って接客はしていたものの、お客様と会話することについてはまったく消極的でした。もともと人見知りで人前にでることは苦手なタイプです。人と接する仕事は向いていない…そんなことさえ考えていました。

人と接することが苦手なのは性格なんだから仕方がない、なんで私はこんな仕事をしているんだろう、私は花の仕事がしたかったのに…と自分の運命を恨めしく思ったり。

日々の緊張感に押しつぶされて、こんな哀しい考え方しかできなかった情けない私がいました。気持ちにまったく余裕が持てませんでした。

「お客様の喜びが私の喜び」なんていう言葉の意味もわかりませんでした。そんな言葉はどこか偽善的なものにさえ感じていました。

こんな調子ではお客様にくつろいでいただくことなんてできるわけがありません。料理を運ぶのが精一杯で、お客様のためになにかしたいというような「思い」などとうてい湧いてきませんでした。


しかしメルマガを配信するようになって、お客様からメールをいただいたり、実店舗で「メルマガ読みましたよ!」と声を掛けていただくようになり、固くなっていた私の気持ちは次第に解きほぐされていきます。

それまで表面的にしか接客できなかった私が、お客様の温かさを知りました。本当に感激しました。メルマガの内容を話題に話も弾みます。どんどん親しく話せるお客様が増えてきました。


こうやって私とお客様の関係は次第に変わっていきます。


No.10 に続く

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