メールマガジン No.19 より抜粋


 米は世界の多くの人々にとって欠くべからず栄養源ですね。

 なのにイタリアでは日常食のほんの端役にしかすぎず、パスタやパンと
 いった主役になる小麦には遠くおよびません。

 それでもさすがに水田地帯をかかえるピエモンテ、ロンバルディア、
 ヴェネト州など北の地域では米料理の異端児(?)とも言えるリゾットが
 生まれました。
 そう、リゾットは北イタリアで発達した料理なのです。


 ◇なぜ異端児なのか・・
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 世界中で米はたいがい炊くか蒸すかして調理されます。
 しかしリゾットはご丁寧に面倒な手順をふみながら、とろ煮(プレザーレ)
 つまり、少量の水分でとろとろ煮あげるのです。
 15〜20分、鍋につきっきりにならなければなりません。

 リゾットの魅力を最大限に引き出すにはこの独特の調理法にあったお米を
 使う必要があります。


 ◇リゾットに合うお米とは・・?
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 それはやっぱりイタリア米ですね。
 日本米でも、もちろんリゾットはつくれますが、でんぷん質が多いので少し
 粘りがでてしまいます。
 イタリア米で作るとサラッとしたリゾットが作れるんですよ。


 ◇イタリアでリゾットを食べたことがある方はいらっしゃいますか?
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 きっと日本のご飯に比べて固いと感じたことでしょう。
 芯があるのです。 この煮方が「アルデンテ」
 パスタと同じです。

 粘りがなく、サラッとしていて、アルデンテのリゾット。
 これが最高のリゾットと言えるでしょう。


 ◇パスタと同じ
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 日本ではお米は「白いご飯」としておかずと食べることが多いですが
 イタリアでは「白いシンプルな味の食材」というとらえ方。
 
 だから肉や、魚介や、野菜など幅広い食材と合わせて、パスタと同じくらい
 のバリエーションがあるのです。


 ◇マリーノのリゾットは?
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 実はマリーノのリゾットはちょっと前まで日本米を使っていました。
 なぜかと言うと、イタリア米はけっこうお値段がはるのです。
 それがそのままメニューのお値段に反映されてしまうので、ちょっと
 二の足を踏んでいたのですが・・

 でも考えました。こだわりのマリーノがこのままでいいのか!
 こだわりのマリーノはこだわりの食材で勝負しなければ!!
 本物のリゾットを作ってこそマリーノの味。

 現在マリーノのリゾットメニューはすべてイタリア米を使っています。
 ぜひ、本物の味を試してみてください!
 
 リゾットというのはその煮方も難しいのですが、なんと言ってもポイントは
 米を煮込んでいくスープ。
 ここでマリーノのこだわりのスープが登場するわけです。
 

 ◇マリーノのこだわりのスープ
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 とにかく手がかかってます。
 魚介のリゾットにはシェフが沼津の魚市場から仕入れる新鮮な魚をつかって
 そのだしをとったスープ(ブロード)
 肉類や野菜のリゾットには、牛骨、鶏ガラ、野菜、自家菜園の無農薬ハーブ
 などをじっくり煮込んでとったスープ(ブイヨン)

 すべてのリゾットはその手間と愛情のこもった手作りスープで、ゆっくりと
 コトコト煮込まれていくのです。
 
 リゾットは生のお米から作る料理ですから、出来上がるまでに時間がかかり
 ます。でもその間にイタリア米がマリーノのこだわりスープと愛情を
 たっぷり吸い込んで、あったか〜い味に仕上がるまでこころをわくわく
 させて気長に待ってくださいませね(^_^)


 さて、今までマリーノのリゾットといえば大人気の「イカスミのリゾット」
 や「魚介のリゾット」が定番でしたが、ここで新登場のリゾットメニューを
 ご紹介しますね。


 ◇牛タンと野菜のパルメザンチーズ風味
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 牛タンてな〜んであんなに美味しいんでしょう。私はとっても牛タン好き♪
 牛タンのシチューも牛タンの入ったパスタも大好き!

 マリーノの牛タンは下茹でした後、野菜や自家菜園のハーブと一緒に
 じっくり煮込んでありますので、と〜〜〜ってもやわらかーい!!
 もちろん臭みはまったくありません。
 やわらかいのに牛タン独特の歯ごたえもあります。

 そんな牛タンと野菜を加えたリゾット。
 お野菜がたっぷりですのでとってもヘルシー、あっさりしています。
 あっさりしているけど、物足りなさがない。

 なぜ物足りなくないか・・、それは牛タンが入っていることと、もうひとつ
 煮込んでいくスープがミソ。
 先ほどもお話したとおり、いろんな旨みが凝縮された手作りスープ(ブイヨン)
 を使いますので仕上がったリゾットのその奥深さといったら!!!
 
 そしてさらに仕上げに入れるパルメザンチーズが風味をいっそう高めてくれ
 ます。う〜ん、想像しているとたまらなく食べたくなりますね〜♪

 深い味わいと、アルデンテのイタリア米の食感をぜひお楽しみください。
 これぞイタリアの味。 こだわりのリゾットです。


 ここでひとつ、マリーノからわがままなお願いです。
 
 とにかくリゾットって手間がかかるんです。
 でもマリーノのお料理を作るのはシェフただひとり。

 だから、お客様が集中するランチタイムのメニューにはリゾットはでていま
 せん。リゾットにかかっていると他の仕事ができなくなってしまうのです。

 でも混み合っていないときでしたら、ご用意できますので「ディナータイム
 には行けない〜、でもリゾットが食べたーい!」という方はお気軽に私、
 りえまでご相談くださいませ。

 ピークをはずした時間(13時以降)にご来店いただきますと、リゾットを
 食べられる可能性はぐっと高まります。
 
 ちっぽけなお店ですので、その辺はどうぞご容赦くださいませ。

 ご来店お待ちしておりますね。