メールマガジン No.8 より抜粋


★ イタリアのクリスマス  ★


イタリア人にとって年間で最も重大で、最大の祝日は何と言ってもナターレ
(クリスマス)。イタリアではほとんどの人が12月24日〜26日は休暇を
取ります。日本でいうお正月のようなもので、ミサで敬虔な祈りをささげたり
、家族や親戚が集まって食事やパーティーをします。

12月に入るとまもなく街は華やかに飾り付けられ、お菓子屋さんの店先には
イタリアのクリスマスケーキ「パネトーネ」や小袋入りのチョコレートがうず
たかく積み上げられます。

どの教会にもイエス・キリストがベツレヘムの馬小屋で誕生した祈りの様子を
再現したプレゼーピオという人形が飾られます。特にバチカンのサン・ピエト
ロ広場やスペイン広場、ローマのテルミニ駅、ミラノのドゥオーモ広場などの
ものはとても美しく、この時期にイタリアに行ったらぜひ見てほしいものです。
このプレゼーピオは、日本の雛祭りの人形のように、それぞれの家庭でも子供
たちが小さな人形を飾ります。

イヴは家庭的な雰囲気ですごすのが一般的です。
一昔前までは必ず家族でマンマが作ったごちそうを食べたようですが、そこは
時代が変わって現在では共稼ぎの夫婦も多く、家族そろって外食という家庭も
多いようです。だからどこのレストランもいっぱいになってしまいます。

そしてイヴの深夜1時頃、家族そろって教会に出かけます。こんな時間でもこ
の時だけは小さな子供も一緒に出かけるのだそうです。

25日。商店、オフィス、美術館、博物館などはすべてお休みになります。
イヴに引き続きもう一度ミサに出かける家もあります。クリスマスの食事は
普通午後2時ごろから始まります。料理は地方や家庭によって様々です。子供
たちはクリスマスツリーの下に置かれたプレゼントをもらいます。

キリスト教国イタリアにとっては最大のイベントそれがナターレ(クリスマス)
なのです。日本とはとらえ方がだいぶ違いますね。
みなさんはクリスマスをどのように過ごす予定ですか?