VIVA! Cinema--------------------------------------vol.3 アカデミー賞授賞式、御覧になりましたでしょうか? いろいろ見どころはあったんですが、特に自分はウッディ・アレン監督が ステージに登場したのにはビックリしました。ウッディ・アレン監督は、 アカデミー賞に興味が無くノミネートされても出席せず、クラブでクラリ ネットを演奏していたくらいです。ニューヨーク在中、ニューヨークを舞台 にした映画をたくさん撮っています。 そんな監督が、昨年ニューヨークで起こった事で、とうとうアカデミー賞 授賞式でスピーチし、過去の名作、フィルムに収められた在りし日のニュー ヨークを紹介したのです。 映画を見るとき、ストーリー、出演者、監督...いろいろな選択肢がある と思います。自分は「ニューヨークが舞台」というだけで、見てしまうこと もあります。 それだけ俳優達と同じ位魅力的な街なのです。 ウッディ・アレン監督作品以外にもたくさんニューヨークで撮影された好き な映画があります。そんな中で今回は「グッバイガール」を紹介したいと 思います。 1977年のロマンチック・コメディで、いつも土壇場で恋人に“グッバイ” されてしまうシングルマザーの売れない女優が、売れない俳優とひょんな ことから同居することに。最初はお互い反発しあい喧嘩ばかり、しかし いつしか恋が芽生える。と言ったよくあるパターンの映画ですが、脚本が ニューヨークを愛する劇作家ニール・サイモン。 ロマンチック・コメディの第一人者で、笑いと涙に溢れた心あたたまる作品 をたくさん書いています。 そんな彼の作品なので台詞のやり取りが絶妙でまさに言葉のマジックって 感じです。 そしてこのすばらしい脚本に命を吹き込んだのが監督 ハーバート・ロスと 主演の二人、マーシャ・メイスンとリチャード・ドレイファスです。 二人ともけっして美男美女とは程遠いのですが、話が進むにつれて愛くるしい 表情になってくるんです。 きっと自分もこの映画に恋をしてしまったのかもしれません。 奇しくもこの年のアカデミー賞は、自分も大好きなウッディ・アレン監督の コメディ「アニー・ホール」が受賞しましたが、「グッバイガール」も健闘 しました。 なんと映画の台詞の通りリチャード・ドレイファスが主演男優賞を受賞した んです。マーシャ・メイソンは主演女優賞にノミネートはされたのですが受賞 できませんでした。そして忘れてはならない、娘役のクイン・カミングス。 この映画の最大の魅力は彼女かもしれません??? |